8.1.3 パラメーター曲線 ParametricPlot[]

平面内のパラメーター曲線を描くのに ParametricPlot[ ] という 関数が使える。

  ParametricPlot[{Cos[3t], Sin[2t]}, {t, 0, 2Pi}]

図: パラメーター曲線 $ x=\cos 3t$ , $ y=\sin 2t$ ( $ t\in [0,2\pi ]$ )
\includegraphics[width=8cm]{eps/sampleparametricplot.eps}

空間内のパラメーター曲線を描くのに ParametricPlot3D[ ] という 関数が使える。

  ParametricPlot3D[{Sin[t], Cos[t], t/4}, {t, 0, 4Pi}]

図: パラメーター曲線 $ x=\sin t$ , $ y=\cos t$ , $ z=t/4$ ( $ t\in [0,4\pi ]$ )
\includegraphics[width=8cm]{eps/sampleparametric3d-1.eps}

極形式の方程式 $ r=f(\theta)$ を描く命令もある (自分で簡単に普通のパラメーター曲線に変換できるけれども)。
eps=0.8
PolarPlot[1/(1 + eps Cos[t]), {t, 0, 2 Pi}]
この例では、別にパラメーター $ \eps$ が含まれているが、 こういう場合にパラメーターを変えて描画するテクニックとして、 Manipulate[]を紹介する。
Manipulate[PolarPlot[1/(1 + eps Cos[t]), {t, 0, 2 Pi}], {eps, 0, 2, 0.01}]

図: 円錐曲線 $ r=\dfrac{1}{1+e \cos\theta}$ , $ e=1.63$
\includegraphics[width=10cm]{eps/manipulate.eps}

桂田 祐史
2018-10-12