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3.2 秀丸で .tex ファイルを作成する

  1. (tamago.tex を作る -- これは一回やるだけ)
    秀丸エディタを起動して ([スタート] → [すべてのプログラム]→[その他のソフト(テキストエディタ)] → [hidemaru] →秀丸)、 次のような内容を入力してください。
    tamago.tex の内容 (`\' は \fbox{\texttt{\yen}} キーで入力します)
    \documentclass[12pt,leqno]{jarticle}
    \begin{document}
    \end{document}
    
    これを tamago.tex という名前で保存しましょう。 そのためには、[ファイル(F)] → [名前をつけて保存(A)] で、 \fbox{保存(S)} します。それから秀丸エディタを終了します。

    注意 「ファイルの種類(T)」をデフォールトの「テキストファイル (*.txt)」のままで保存すると、 環境によっては、 ``tamago.tex.txt'' というファイルが出来てしまうことがあります。 これでは TEX が使えません。

  2. (tamago.tex を元にして新しい文書を書く)
    作業フォルダ (syori2) 内の tamago.tex を開いてみましょう (今年度は .tex に関連づけされているようなので、 ダブルクリックして起動すると思われます。 万一関連付けされていないようであれば、 右クリックして [送る(N)] → [秀丸] を試してみて下さい。) 少し書き足してみます。
    first.tex の内容
    \documentclass[12pt,leqno]{jarticle}
    \begin{document}
    こんにちは。
    
    \[
     \int_{-\infty}^\infty e^{-x^2}\;d x=\sqrt{\pi}.
    \]
    \end{document}
    
    これを first.tex という名前をつけて保存しましょう。 [ファイル]→[名前をつけて保存(A)] とすると、 「ファイルの種類(T)」は「その他(*.TEX)」となっているはずです。 「ファイル名(N)」のところだけ first.tex に変更して、 \fbox{保存(S)} とします。
  3. 今後は、手順 2 の部分、つまり tamago.tex を開いてから、 「名前をつけて保存(A)」で名前を決める、 というやり方で作業をするのが私のお勧めです。


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桂田 祐史
2013-04-17