最近の MATLAB は色々なことが出来ますが、 ここは由緒正しく、 そもそも作られた目的である「線形計算」をやってみます。
スタートメニューから MATLAB → MATLAB R2009b を選択して起動します。
図 2 のようなウィンドウが現れるはずです。 「コマンドウィンドウ」に色々なコマンドを打って (最後に [Enter]) 使います。
以下のコマンドを1行1行入力してみて下さい。
|
>> a=[1,2;3,4]
a =
1 2
3 4
>> x=[1;-1]
x =
1
-1
>> b=a*x
b =
-1
-1
>> a\b
ans =
1
-1
>> ai=inv(a)
ai =
-2.0000 1.0000
1.5000 -0.5000
>> ai*a
ans =
1.0000 0
0.0000 1.0000
>> ai*b
ans =
1.0000
-1.0000
>> eig(a)
ans =
-0.3723
5.3723
>> [p d]=eig(a)
p =
-0.8246 -0.4160
0.5658 -0.9094
d =
-0.3723 0
0 5.3723
>> inv(p)*a*p
ans =
-0.3723 0.0000
0 5.3723
>>
|
最後の
P
A P
の計算は、
丸め誤差の影響で、完全な対角行列にはならない可能性も高いですが、
のオーダーの精度で一致するはずです。
| 表示桁数を変えてもう一度 |
format long inv(p)*a*p |