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3.1 コマンド・プロンプトの準備

(ここは面倒だけれど一回だけで済む。)

(1)
ドキュメント・フォルダー ([ライブラリ]→[ドキュメント]) に、 情報処理2で用いるファイルを入れておくためのフォルダー (以下では ``syori2'' という名前にして説明します。 キーボードから入力することがあるので、 ローマ字にしておくのが便利かもしれません。) を用意しましょう。 エクスプローラーでドキュメント・フォルダーを開いて、 \fbox{新しいフォルダー} ボタンをクリックし5、 名前として ``syori2'' を入力します。
\includegraphics[width=8cm]{eps/newfolder.eps}
左上に \fbox{新しいフォルダー}ボタンがある。
(2)
コマンドプロンプトのショートカットを用意します。 (1) で作ったフォルダー (syori2) を開いてから、 [スタート] → [すべてのプログラム]→[アクセサリ] を開き、 [コマンドプロンプト] を syori2 フォルダまでドラッグして コピーします6
\includegraphics[width=8cm]{eps/syori2folder.eps}
(3)
ショートカットのアイコンをダブルクリックして起動すると、 Z:¥> のようなコマンドプロンプトが現われるはずです。 試しに以下の真似をしてみて下さい。
(以下の ``syori2'' は自分で選んだ名前に置き換えて下さい。 なお、コマンドプロンプトで日本語を入力するには、Alt-\fbox{漢字} とします。)
Z:\>dir
  (ファイルの名前などが表示されるはず)
Z:\>cd .windows2000
  (マイドキュメントに移動する)
Z:\.windows2000>dir
  (マイドキュメント内のファイルの名前が表示されるはず)
Z:\.windows2000>cd syori2
  (マイドキュメント内のフォルダ syori2 に移動する)
Z:\.windows2000\syori2>dir
  (syori2 内のファイルの名前が表示されるはず --- 作ったばかりならば空…
   コマンドプロンプトへのショートカットはあるかな?)
Z:\.windows2000\syori2>type first.tex
  (TeX 文書 first.tex があったとして、それを表示してみる。)
(4)
今後の TEX に関する作業は、 (1) で用意したフォルダー内 (Z:¥.windows2000¥syori2 とする) で行うことを勧めます。 そこで、 コマンドプロンプトを実行した直後に、 そのフォルダーが作業フォルダーになるように設定します。 具体的には、 [コマンドプロンプト] のアイコンを右クリックして、 現われるメニューの [プロパティ] を選んで、 「作業フォルダ」を ``%HOMEDRIVE%%HOMEPATH%'' から ``%HOMEDRIVE%%HOMEPATH%¥.windows2000¥syori2'' に変更します (もしかすると ``%HOMEDRIVE%%HOMEPATH%¥syori2'' かもしれません、不明瞭ですみません)。
\includegraphics[width=12cm]{eps/command.eps}
もちろん ``syori2'' の部分は自分で選んだ名前で置き換えてください。 \fbox{OK} としてから、アイコンをダブルクリックして最初から
Z:¥.windows2000¥syori2>
のようになったら成功です。


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桂田 祐史
2012-04-25