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2.7 数式の縦揃え

複数行に渡る数式を書く場合、 等号など適当な位置で揃えたくなることがあります。 色々なやり方がありますが、とりあえず align, align* 環 境を覚えておきましょう。
等号の位置を揃える
\begin{align*}
 x&=1,\\
 f(x)&=10.
\end{align*}

    $\displaystyle x$ $\displaystyle =1,$
    $\displaystyle f(x)$ $\displaystyle =10.$

行の先頭を揃える
\begin{align*}
 &x=1,\\
 &f(x)=10.
\end{align*}

      $\displaystyle x=1,$
      $\displaystyle f(x)=10.$

アスタリスク (*) なしの align 環境は数式番号がつきます。
等号の位置を揃える (数式番号つき)
\begin{align}
 x&=1,\\
 f(x)&=10.
\end{align}

(1) $\displaystyle x$ $\displaystyle =1,$
(2) $\displaystyle f(x)$ $\displaystyle =10.$

(ちなみに単独の式で式番号をつけるには、 \[\] の代りに \begin{equation}\end{equation} (equation環境) を用います。
\begin{equation}
  3^2+4^2=5^2.
\end{equation}

(3) $\displaystyle 3^2+4^2=5^2.$


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Masashi Katsurada
平成22年5月12日