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7.6 分数

\[
  \frac{a+b}{c}=\frac12
\]

\begin{displaymath}
\frac{a+b}{c}=\frac12
\end{displaymath}

となる。

分数や積分、和の記号など、インライン数式では小さく組版されるが、 ディスプレイ数式と同じように大きく組版するには、 \displaystle コマンドを用いる。
$\frac{a+b}{c}=\frac12$ は小さいので、
$\displaystyle\frac{a+b}{c}=\frac12$ とすると大きくなる。
$\frac{a+b}{c}=\frac12$ は小さいので、 $\displaystyle\frac{a+b}{c}=\frac12$ とすると大きくなる。

実は \dfrac という命令もあります (amsmath パッケージが必要です -- 次回説明)。

なお、¥displaystyle は長くて入力が面倒なので、 後述するマクロなどを利用する人が多いようです。
  \newcommand{\dsp}{\displaystyle}


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Masashi Katsurada
平成22年4月28日