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7.1 数式モード

数式は「数式モード」の中で書く。数式モードには次の二つがある。

  1. 文中の数式 (インライン数式) は、ドル記号 $ ではさんでかく。
      ピタゴラスの定理から $a^2+b^2=c^2$ が成り立つ。
    
    ピタゴラスの定理から $a^2+b^2=c^2$ が成り立つ。
  2. 数式のみの行 (ディスプレイ数式) を作るには、色々な命令があるが、 もっとも基本的なものは、\[\] ではさむもので、例えば
    ピタゴラスの定理から
    \[
      a^2+b^2=c^2
    \]
    がなりたつ。
    
    のようにすると
    ピタゴラスの定理から

    \begin{displaymath}
a^2+b^2=c^2
\end{displaymath}

    がなりたつ。
    となる。式番号をつけるには equation 環境というものを用いて、
    ピタゴラスの定理から
    \begin{equation}
      a^2+b^2=c^2
    \end{equation}
    がなりたつ。
    
    のように書く。 \fbox{\texttt{\yen documentclass[12pt,\textcolor{red}{leqno}]\{jarticle\}}} のように、 leqno を指定してある場合は、 式番号は左側につく。
    ピタゴラスの定理から
    (1) \begin{displaymath}
a^2+b^2=c^2
\end{displaymath}

    がなりたつ。


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Masashi Katsurada
平成22年4月28日