関数 Export[] を Export["ファイル名", グラフィックス] のように使って、グラフィックスをファイルに出力できる。 ファイル名の末尾を .eps にすると、 自動的に EPS フォーマットが選択される。
論より run |
g=Plot[4x^3-8x^2-4x+9,{x,-4,4}]として描画したグラフィックス (g という変数に記憶された) を EPS ファイルとして保存するには、 Export["z:\\.windows2000\\graph1.eps", g]とするか、 SetDirectory["Z:\\.windows2000"] (一度やっておくと) Export["graph1.eps", g] (後の Export[] が簡単になる)とする。 |
注意: Mathematica の文字列中で、 バックスラッシュ \ を表わすには、 二つ続けた \\ とする必要がある。 そのため、パス名は本来 ``Z:\.windows2000\graph1.eps'' であるところを、上の例のようにしなければならない。 これは C 言語などと同じである。 なお、\ の代りに / を用いて、 Export["Z:/.windows2000/graph1.eps",g] とすることも出来る。
EPS ファイルは LATEX 文書に取り込むのに便利であるが、 Windows 環境で印刷する場合は、 Export["torus.jpg", g] のようにして、 JPEG フォーマットにした方が簡単かも知れない。