方程式を解くために、 Solve[], NSolve[] という二つの手続きがあります。
Solve[左辺==右辺,未知数] は式変形で解きます (等式を表すために = を二つ続けた == を 使うのが大事なところ)。
Solve[x^2+3x+2==0, x] |
この結果は {x->1} のような規則のリストの形で得られますが、 x /. % とすれば、解のリストが得られます。
次のような連立方程式も解けます。
Solve[{x+y+z==6, 2x-y+z==5,-3x+y+2z==0},{x,y,z}] |
Mathematica は 次方程式だけでなく、 次方程式、 次方程式の根の公式も覚えていて解くことが出来ますが、 やってみれば分かるように、結果は分かりにくくなることが多いです。 どの程度の値なのか知りたい場合、 つまり近似値でよければ、 直後に % // N あるいは N[%, 50] のように入力すれば求められます。
Solve[x^3+2x^2+3x+4==0, x] % // N 直前の結果を小数で N[%%, 50] 二つ前の結果を 50 桁の小数で |
文字を係数に含む方程式も解くことが出来ます。
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もっとも、特別簡単なものを除けば、 方程式は式変形のみで解くことは難しく、 できないことの方が多いです。 そういう場合は、近似値を求めることで我慢することにすれば、 NSolve[], FindRoot[] などの関数が利用できます。
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