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2.3 従来からの電子メイルと携帯メールとの比較

従来からの電子メイルになれた目から見ると、 携帯メールの以下の特性が気になる。

  1. メッセージの文字数制限がきつい。
  2. 受信したメッセージの加工・再利用の幅が限られている。
  3. 保存性が今一つ (これは改善されつつある?)。
  4. 独自の文字 (絵文字など) が使える反面、互換性に注意が必要。

ケーススタディ (桂田センセの場合)
     メイルはもちろん連絡・打ち合わせにも使えるが、 メイルで論文や資料、研究用データなどのやり取りをするのも重要であった。 もともとインターネットや電子メイルが普及したのは研究・教育機関が主体 であった (ちなみに電子メイルを利用し初めて約 20 年)。


    そういうノリで卒研でもメーリング・リストを始めた (約10年前)。 最初のうちは卒研の内容のことを議論できたが (例えば、 「このプログラム実行すると、こういうおかしい結果になるけれど、 みてもらえませんか?」とか)、 最近では携帯メールのアドレスしか持っていない学生も増えて、 そういうことは難しくなった。 一方で、ゼミの教室変更などを伝えるための連絡網としては、 反応が早くなった使い勝手がぐっとあがった。


    そろそろ一つの卒研に (緊急連絡用とじっくり議論するための) 二種類のメーリング・リストを作るべきか? と考えている。


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Masashi Katsurada
平成20年10月18日