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もっとも簡単な非線形方程式は、 次以上の代数方程式
 次以上の代数方程式
 
 次代数方程式は
 次代数方程式は  個の根を持つ」ことは常識として
知っているはず。
また、次数
 個の根を持つ」ことは常識として
知っているはず。
また、次数  が
 が  の場合は「
 の場合は「 次方程式」で、根の公式は中学
校で学んでいる (もうすぐ消える?)。
さらに
次方程式」で、根の公式は中学
校で学んでいる (もうすぐ消える?)。
さらに  が
 が  ,
,  である場合も、
(
 である場合も、
( 次方程式ほどポピュラーではないが) 根の公式
8がある。
ところが、「
 次方程式ほどポピュラーではないが) 根の公式
8がある。
ところが、「 が
 が  以上の場合は、
四則とべき根のみを有限回用いた根の公式は存在しない」
ことが ガロアGalois 理論を用いて証明されている
(3 年の代数学で習うはず)。
 以上の場合は、
四則とべき根のみを有限回用いた根の公式は存在しない」
ことが ガロアGalois 理論を用いて証明されている
(3 年の代数学で習うはず)。
比較的簡単なはずの代数方程式でもこんな調子なのだから、より一般の 非線形方程式を簡単な式変形のみで解くことは、よほど運が良くない 限り駄目だ、ということになる。
 
 
 
 
 
