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kinput2

情報科学センターにインストールされている mule では、仮名漢字変換に Wnn6 というソフトウェアを利用しています。つまり mule は仮名漢字変換の 必要があると、Wnn6 のサーバー8である jserver と通信して、仮名文字列 を漢字列に変換してもらっています。

mule 以外の多くの X クライアント (X Window System や OpenWindows 上 で動くプログラム -- 例えば kterm や netscape) で、日本語を入力するた めに kinput2 という補助的なプログラムを使うことができます。これは、 jserver や cannaserver などの仮名漢字変換サーバーと通信して、X クライ アントに日本語を入力するものです。

使い方は

1.
kinput2 を起動する。単に
\begin{screen}\tt
waltz12\% \underline{kinput2 \&}
\end{screen}

とすると cannaserver と通信する。
\begin{screen}\tt
waltz12\% \underline{kinput2 -wnn \&}
\end{screen}

とすると jserver と通信する。
2.
日本語入力の必要のある X のクライアント (kterm とか netscape) を起動 する。
kinput2 の起動後であることが重要!
3.
日本語を入力したくなったら Shift+スペース を入力する。
4.
ローマ字列をキーボードから入力すると、仮名文字列となる。そこで、仮名 漢字変換を開始するには、スペースをタイプする -- ここらへんは mule の 中の操作とほぼ同じ。
5.
仮名漢字変換をやめたい場合も Shift+スペース を入力する。



Masashi Katsurada 平成11年5月25日