書式 :
set xtics { {<開始値>, <増分>{, <終値>}} | {({"<見出し>"} <位置> {, {"<見出し>"} <位置>}...)} } set noxtics show xtics
<開始値>, <増分>, <終値> によって指定した場合は、<開始値> から <終値> の間にある x の値について <増分> 毎に刻みを入れます。<終値> を指定し なかった場合、無限大が指定されたものとされます。<増分> は負の値でも構 いません。この書式による例をあげます :
set xtics 0,.5,10とすれば、 0, 0.5, 1, 1.5, ..., 9.5, 10 の位置に刻みを入れます。
(''<見出し>'' <位置>, ...) 形式の指定では任意の位置に刻みを入れたり、刻 みに数値でない見出しを入れたるすることを可能にします。一組の刻は、各々 省略可能な見出し文字列を伴った数値の組で表されます。見出しは引用符に 囲まれた文字列で、``hello'' の様な定文字列でも、''%3f clients'' の様な刻 の位置の座標値に対する書式指定を含む文字列でも構いません。このような 書式指定についてのより詳しい説明については set format を参照してく ださい。なお見出し文字列は空文字列でも構いません。 例 :
set xtics ("low" 0, "medium" 50, "high" 100) set xtics (1,2,4,8,16,32,64,128,256,512,1024) set xtics ("bottom" 0, "" 10, "top" 20)
刻は表示領域内に存在する時のみ表示されます。
set ytics, set noytics コマンドも全く同様に動作します。set
format も参照してください。