2.3 数式番号

数式の番号も自動的につけてくれる。 参照する場合にラベルをつけられる。

  $\angle C=90^\circ$ の直角三角形 $\triangle\mathrm{ABC}$ の辺について
\begin{equation}
  a^2+b^2=c^2  \label{eq:ピタゴラスの定理}
\end{equation}
が成り立つ。

  直角二等辺三角形で、等しい辺の長さを$1$, 斜辺の長さを $x$ とすると、
(\ref{eq:ピタゴラスの定理}) から
\[
  1^2+1^2=x^2
\]
が成り立つ。

     $ \angle C=90^\circ$ の直角三角形 $ \triangle\mathrm{ABC}$ の辺について

(1) $\displaystyle a^2+b^2=c^2$

が成り立つ。

     直角二等辺三角形で、等しい辺の長さを$ 1$, 斜辺の長さを $ x$ とすると、 (1) から

$\displaystyle 1^2+1^2=x^2
$

が成り立つ。
面倒くさそう、と思うのは勘違いで、長い文章を書いていると、 式番号を自分で管理するのは絶望的に面倒で間違いやすい。 キーワードをちゃんとつけると、番号より分かりやすいくらい。 例えば
 (\ref{eq:熱方程式}), (\ref{eq:ディリクレ境界条件}), (\ref{eq:初期条件}) を満たす $u$ を求めよ、
というのが初期値境界値問題である。

桂田 祐史
2020-11-13