解析学の場合: 数値計算で証明できるか? − 解析学とは極限の論法を用いる数学である − 例えば微分方程式は数式処理で解ける場合が少なく、工学では有限精度の数値計算に頼っている。 近似計算に過ぎないのならば証明には使えないのでは? → ばくぜんと信じられて来たが、もしかすると迷信かも。 もともと解析学では不等式を利用して議論することが多い。 方程式の解が存在を不等式の証明によって示す等。 有限精度の数値計算でも、切り上げ、切り捨てをきちんと処理すれば、不等式の証明ができることもあるので、コンピューターを方程式の解の存在証明に使える可能性がある。