tar (``tape archive'') は、 出自はともかく現在では、 複数のファイルをまとめたアーカイブ・ファイルを扱う (作成したり、アーカイブ・ファイルから個々のファイルを抜き出したりする) ためのコマンドであり、 複数のファイルの保存&転送には欠かせない必須ツールである。
以下の例では、多くの場合に fz というオプションを指定している。 f は (テープデバイスではなく1) アーカイブ・ファイルを扱うという意味。 z は gzip を使って圧縮・解凍するという意味。
例の中に出て来る myprog は、 ディレクトリィの名前で、 myprog.c, myprog.h, README のような ファイルがあると想像してください。
gzip の代りに bzip2 で圧縮・解凍するには、j を指定する (tar cjf なんとか.tar.bz2 かんとか とか、 tar xfj なんとか.tar.bz2 とか。)。