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- (1)
- 対角行列だから、固有値は対角成分の , . ともに正だから正値である。
- (2)
- 対角行列だから、固有値は対角成分の , . ともに負だから負値である。
- (3)
- 対角行列だから、固有値は対角成分の , . 正と負だから、不定符号である。
- (4)
- 問題の行列を とおくと、特性多項式は
であり、
固有値は
である。
正と負だから不定符号である。あるいは
を見て、 であるから、不定符号である。
- (5)
- 問題の行列を とおくと、
特性多項式は
であり、固有値は , である。
共に正であるから正値である。あるいは
であるから、 は正値である。
- (6)
- (これは前問の行列の倍だから、負値である。)
問題の行列を とおくと、
特性多項式は
であり、固有値は , である。
共に負であるから負値である。あるいは
であるから、
() を満たしているので、
は負値である。
- (7)
- 問題の行列を とおくと、
特性多項式は
であり、固有値は 0, である。
固有値に 0 があるので、正値でも負値でもない。また正の固有値はあるが、
負の固有値はないので、不定符号でもない。
ゆえに「正値でも、負値でも、不定符号のいずれでもない」。あるいは、
から固有値に 0 があることが分かり
(固有値を , とすると、
だから)、正値でも負値でもないことが分かる。
2次の正方行列の場合、
もし不定符号であれば
であり、
これは に反するから、
は不定符号でないことも分かる。
- (8)
- これは対角行列なので、固有値は対角成分で、0, 0.
正でない固有値があるので正値ではなく、
負でない固有値があるので負値ではなく、
正と負両方の固有値があるわけでないので不定符号ではない。
- (9)
- 対角行列だから、固有値は対角成分の , , .
みな正だから正値である。
- (10)
- 対角行列だから、固有値は対角成分の , , .
正の固有値と負の固有値があるので不定符号である。
- (11)
-
とブロック分けしたとき、対角線上にあるブロック以外はすべて 0 である。
ゆえに対角線上にあるブロックの固有値を調べればよい。
は既に見たように正値である (問 (5))。
右下のブロックの固有値はでこれも正である。
ゆえに正値である。
問題の行列を とおくと、
特性多項式は
であり、固有値は , , である。
すべて正であるから正値である。
あるいは、
であるから、
() が成り立っていて、
正値であることが分かる。
- (12)
- これもブロック分けすると、固有値は、
の固有値と、 を合わせたもの
だと分かる。 は負値であるので (省略)、問題の行列の固有値はすべて
負であることが分かり、負値である。
問題の行列を とおくと、
特性多項式は
であり、固有値は , , である。
すべて負であるから負値である。
あるいは
であり、
() が成り立っているので、
負値であることが分かる。
- (13)
- 問題の行列を とおくと、
特性多項式は
であり、固有値は ,
である。
すべて正であるから正値である。
あるいは
であり、
() が成り立っているので、
正値であることが分かる。
ARRAY(0xff18fc)
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Masashi Katsurada
平成23年7月21日