 
 
 
 
 
   
| 1変数の場合 | 
|  ,  がいずれも微分可能であれば、
合成関数  も微分可能で、       | 
これは多変数の場合にも、自然に拡張できる。 右辺をヤコビ行列の積とみなせばよい。
| ![\begin{jtheorem}[合成関数の微分法, chain rule (連鎖律)]
$\Omega$, $D$ はそれぞ...
...j}\quad\mbox{($1\le i\le \ell$, $1\le j\le n$)}.
\end{displaymath}\end{jtheorem}](img26.png)  | 
証明の前に、 次関数だったら当たり前、ということを見よう。
 次関数だったら当たり前、ということを見よう。
 ,
, 
 とすると、
 とすると、
 
 
 が
 が  で全微分可能であるから、
 で全微分可能であるから、
 が
 が  で全微分可能であるから、
 で全微分可能であるから、
 とするとき、(3) から (
 とするとき、(3) から ( に注意して)
(5) を代入して
 に注意して)
(5) を代入して
|  | ![$\displaystyle =g'(b)\left[f'(a)(x-a)+\eps_1(x)\right]+\eps_2(f(x))$](img45.png) | |
|  | 
 
 が
 が  で全微分可能で
 で全微分可能で 
 であることが結論できる。
 であることが結論できる。
 
    
(7) を証明するために、補助関数  を導入する。
 を導入する。
 
 で、
(4) から
 で、
(4) から
 
 に注意すれば
 に注意すれば
 
   
 
 である。
さて、
 である。
さて、
 
 
|  |  | |
|     | 
 ARRAY(0xf947d8)
ARRAY(0xf947d8)  
 
![\begin{jexample}[chain rule の簡単な例]
\begin{enumerate}[(1)]
\item
$z=x y$, $...
...rt{\varphi(t)^2+\psi(t)^2}}. \qed
\end{displaymath}\end{enumerate}\end{jexample}](img68.png) 
 
 
 
 
