 
 
 
 
 
   
まず「全微分」の定義を復習しよう。
 が
 が  で全微分可能であるとは、
 で全微分可能であるとは、
 s.t.
   s.t. 
 はあってもなくても同じ,
また
 はあってもなくても同じ,
また は行列
 は行列  とベクトル
 とベクトル  の積を意味していることに注意する)、
一意的に定まる行列
 の積を意味していることに注意する)、
一意的に定まる行列  のことを
 のことを  の
 の  における全微分係数と呼び、
 における全微分係数と呼び、
 で表す。
 で表す。
これから、 が
 が  で全微分可能ならば
 で全微分可能ならば
 
 のとき、分母は 0 に収束するので、
分子はそれよりも速く 0 に収束する、ということである。
このことを
 のとき、分母は 0 に収束するので、
分子はそれよりも速く 0 に収束する、ということである。
このことを
 
    
不正確な書き方になるが1、 が十分小さいとき、
 が十分小さいとき、
 
 が
 が  に十分近いとき、
 に十分近いとき、
 
 
 の (
 の ( における) 線形化写像 (1次近似) と呼ぶ
(これはちゃんとした定義である)。
 における) 線形化写像 (1次近似) と呼ぶ
(これはちゃんとした定義である)。
 
 
 
 
