 
 
 
 
 
   
最初に記号から。
 ,
,  に対して、
 に対して、
 
 を中心とする半径
 を中心とする半径  の開球と呼ぶ。
 の開球と呼ぶ。
 に対して、
 に対して、
 
 の閉包と呼ぶ。図形的には、
 の閉包と呼ぶ。図形的には、
 に
 に  の縁を加えたものである (後でもう少し詳しく説明する)。
 の縁を加えたものである (後でもう少し詳しく説明する)。
 とはどういう意味だろうか?
 とはどういう意味だろうか?
 の意味が問題であるが、
結論から先に言うと、
 の意味が問題であるが、
結論から先に言うと、 と
 と  との距離
 との距離 
 が
 が  となる、と約束する。
 となる、と約束する。
| ![\begin{jdefinition}[多変数関数の極限]
$\Omega\subset \R^n$, $f\colon\Omega\to\R...
...ft\Vert\vec f(\vec x)-\vec A\right\Vert<\eps.
\end{displaymath}\end{jdefinition}](img76.png)  | 
ここで図を描いて説明する。 が
 が  に近づくというのは、
 に近づくというのは、
 変数の場合とは大きく様子が異なる。
 変数の場合とは大きく様子が異なる。
 次元では、方向は1つしかなかったが、
 次元では、方向は1つしかなかったが、
 次元以上では、直線に沿った場合だけを考えても、
無限に多くの方向が存在するし、
曲線に沿って接近したりする場合もある。
 次元以上では、直線に沿った場合だけを考えても、
無限に多くの方向が存在するし、
曲線に沿って接近したりする場合もある。
記号の約束:  と
 と  の差集合
 の差集合
 .
.
 
 
 
 
 
