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: 教科書 : kaiseki1-2000-syllabus : 講義概要

授業計画

第 1 回
${\bf R}^n$ の位相的性質 -- 開集合,閉集合,近傍等の基本的な言葉の定義を述べ, 微積分で利 用される基本的な定理を紹介する
第 2 回
多変数関数の極限
第 3 回
連続関数の定義とその基本的な性質
第 4 回
微分の定義と意味 -- 1 次近似としての微分係数,偏微分・連続性 との関係
第 5 回
合成関数の微分法 --連鎖律,逆関数・陰関数の微分の公式,極座標
第 6 回
微分の計算法と意味 -- grad の幾何学的意味,等高面の接平面と法ベクトル,方向微分 との関係
第 7 回
多変数 $2$ 次関数 -- 主軸変換,符号数による分類とグラフの性質
第 8 回
平均値の定理,Taylor の定理 -- Lagrange の剰余項,有限増分の公 式,多重指数の記法
第 9 回
極大・極小問題 -- 「内点で極値 $\Rightarrow$ 停留点」,Hesse 行列の解析に よる判定
第 10 回
陰関数定理と逆関数定理 (1) -- 二つの定理の意味と同値性
第 11 回
陰関数定理と逆関数定理 (2) -- 定理の証明と例の追加
第 12 回
条件付き極大極小問題 -- Lagrange の未定乗数法
第 13 回
まとめ



Masashi Katsurada 平成12年10月27日