: この文書について...
: 応用解析 IV 実験 (1)
: コンパイル&実行例
付録にあげた DK 法のプログラム DK3.C を利用して、次のうち 3 つ以
上の小課題を選んで実験せよ。
- (1)
- Smith の定理を用いて誤差の上界を見積もるプログラムを作成し、実験せよ。
- (2)
- 自分でいくつかの多項式 (単根しか持たない場合、重根を持つ場合、実根し
か持たない場合等々、適当に選べ) を選んで実験せよ。収束の速さ、精度はどう
なるか。
(精度については、真の解が分かっている問題を解いて誤差を測るなどの工夫を
する。その結果と Smith の定理から得られる事後誤差評価と比べてみるのも
面白い。)
- (3)
- 初期値を配置する円盤の半径 を次回講義で説明する定理の方法で求
めるプログラムを作成し実験せよ。
- (4)
- 初期値を配置する円盤を小さく取ってしまう (根がその円盤の外にはみ出す) と
どうなるか、実験せよ。
- (5)
- 反例として上げた、虚根を持つ実係数多項式について、初期値をすべて実数に
選んだ場合の実験をして何が起こるか観察せよ。
Masashi Katsurada
平成12年10月19日