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2.3 $ m$ の正体

先週の授業を聴いた人には、 記憶に残っているはずだが、 $ m$ が 0 であるかどうかは、 2.1 の場合には $ \alpha$ が 特性方程式の根になっているか ( $ e^{\alpha x}$ が同次方程式の解になっているか)、 2.2 の場合には $ a+i b$ が 特性方程式の根になっているか ( $ e^{a x}\cos bx$, $ e^{ax}\sin bx$ が同次方程式の解になっているか)、 で判定できる。 より詳しくは、特性根の何重根になっているか、である。 この部分が面倒なので難しく感じてしまった人が多いが、 大抵の問題はずっと簡単なので心配しすぎないように。



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Masashi Katsurada
平成20年1月10日