記号については、あまり堅苦しいことは言いたくなくて、 比較的ルーズにやってきたのですが、 かえって学生の混乱の種になっているような気がするので、 例年よりも厳格化するつもりです。
(以下、4月最初に聞いても分からないところもあるから、 適当に選んでしゃべる。)
大学の数学の教科書にも「おいて」, 「おける」という語句は良く出て来ます。 大抵の場合は英語の “at” に対応するもののようです。 ある特定の場所を表していて、辞書の (1) に相当するわけですね。
ところで君達学生の書く文章を見ると、 (2) の意味の「おいて」と考えられる表現がかなり出て来ます。 間違いではないにしても、あってもあまり役に立っていないことが多い (「関連する」はちょっと弱い)。 より明確なことを書くように工夫することを勧めます。
桂田 祐史