G. Boole が論理計算の場として導入したものであるが、 論理以外にも可測集合族などの集合束としてあちこちに現れる。
集合  が与えられ、その任意の 2 要素
 が与えられ、その任意の 2 要素  ,
,  に対して
 に対して  ,
,
 と書かれる
 と書かれる  の元が対応づけられていて、次の法則が成り立つ
ものとする。
 の元が対応づけられていて、次の法則が成り立つ
ものとする。
 ,
, 
 .
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 ,
,
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 ,
,    
  
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.
 
 
 を定めると、これは
 を定めると、これは  上の順序関係になる。
ここでさらに
 上の順序関係になる。
ここでさらに
 が存在し、任意の元
 が存在し、任意の元  に対してある元
 に対してある元  を取れば
 
を取れば
 
 を Boole 代数または Boole 束と呼ぶ。
 を Boole 代数または Boole 束と呼ぶ。
なお、 に対して
 に対して  は一意に定まり、
 は一意に定まり、
 の補元 (complement) と呼ばれる。
 の補元 (complement) と呼ばれる。
 ,
,  ,
,  を Boole 演算と総称する。
 を Boole 演算と総称する。
これに関して De Morgan の法則 (De Morgan's law)
