7.1 FreeFEM とはどういうものか

FreeFEM は、 2次元, 3次元領域における偏微分方程式の問題を有限要素法 (finite element method) で解くための、 一種の PSE (problem solving environment) である。


(FreeFEM は、以前は FreeFem++ と呼ばれていたが、 少し前に FreeFEM と呼ぶことになったようである。 もっともコマンド名は今でも FreeFem++ である。)


パリ第 6 大学 J. L. Lions 研究所の Frédéric Hecht, Oliver Pironneau, A. Le Hyaric, 広島国際学院大学の大塚厚二氏らが開発した。


ソースコードとマニュアル (700ページ超、幸い英文)、 主なプラットホーム (Windows, Mac, Linux) 向けの実行形式パッケージがフリーで提供されている。


従来のプログラミング言語では、 短くても数百行のプログラムを書く必要があったような問題が、 十数行のプログラム(スライド1枚に入ったりする) を書くだけで解けてしまったりする。

  1. FreeFEM のWWWサイト

    分厚い 事例集(マニュアル?) Hecht [5] がある。
    パラパラしてみると、どういうことが出来るか分かる。

  2. 大塚・高石[6]という日本語の解説書がある (現在品切だが、明治大学の学生は、図書館あるいは Maruzen eBookで読める)。
  3. 色々なWWWサイトがある (その多くは信頼できる)。

    まず自作を紹介しておくと

    日本応用数理学会のチュートリアルの資料&サンプル・プログラム



桂田 祐史