 は、普通
 は、普通
 で定義されるが、この式で
で定義されるが、この式で  の値を計算するのは難しい。
 の値を計算するのは難しい。
 の近似値を求めよ。
(被積分関数
 の近似値を求めよ。
(被積分関数 
 がどういう関数か調べて、
注意して計算すること。)
結果を何らかの方法でチェックすること。
(1) がなぜ成り立つか調べることが望ましい。
 がどういう関数か調べて、
注意して計算すること。)
結果を何らかの方法でチェックすること。
(1) がなぜ成り立つか調べることが望ましい。
 (
( ) を数値積分することにより計算するプログラムを作り、
どういう範囲の
) を数値積分することにより計算するプログラムを作り、
どういう範囲の  に対して、どの程度の精度が得られるか、調べよ。
被積分関数
 に対して、どの程度の精度が得られるか、調べよ。
被積分関数 
 がどのような関数か、
理解した上で取り組むこと。
 がどのような関数か、
理解した上で取り組むこと。  
    
(注) よく知られている関数等式 
 を利用すると、
どこか都合の良い幅
 を利用すると、
どこか都合の良い幅  の区間に属する
 の区間に属する  に対して数値積分で
 に対して数値積分で
 を求めれば良いことになる。
 を求めれば良いことになる。
 に対する数値積分公式では、
 に対する数値積分公式では、
 の値のみ用い、
 の値のみ用い、 の導関数の値は使わないのが普通であるが、
 の導関数の値は使わないのが普通であるが、
 の値を使って良いならば、補正台形公式と呼ばれる
 の値を使って良いならば、補正台形公式と呼ばれる
 
がある。台形公式
 と比べて、
 と比べて、
 では精度がどれくらい改善されるか、
適当な被積分関数を選んで実験して調べよ。中点公式
 では精度がどれくらい改善されるか、
適当な被積分関数を選んで実験して調べよ。中点公式  はどう補正すれば良いか。
 はどう補正すれば良いか。
 に対しては、
変数変換
 に対しては、
変数変換 
 を用いた DE 公式が非常に有効である
(講義で紹介するつもり)。
ところが、
 を用いた DE 公式が非常に有効である
(講義で紹介するつもり)。
ところが、
 (値は
(値は  ) は、同じやり方では十分な精度が出ない。
被積分関数が無限個の零点を持っていることがその原因となるが、
そういう場合に有効な方法を大浦拓哉氏が発見した (1989年)。
これについてレポートせよ (論文は比較的簡単に探せる)。
(i) どのように計算するか、(ii) どういう被積分関数に対して有効か、
(iii) この方法が有効なのはなぜか、以上3点を説明し、
実際に数値計算して確認せよ。
) は、同じやり方では十分な精度が出ない。
被積分関数が無限個の零点を持っていることがその原因となるが、
そういう場合に有効な方法を大浦拓哉氏が発見した (1989年)。
これについてレポートせよ (論文は比較的簡単に探せる)。
(i) どのように計算するか、(ii) どういう被積分関数に対して有効か、
(iii) この方法が有効なのはなぜか、以上3点を説明し、
実際に数値計算して確認せよ。
参考: 大浦氏自身の作成した DE 公式のプログラムが、 http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~ooura/index-j.htmlで公開されている (intde2.c)。 「この論文はどうすれば手に入るか?」という質問はいつでも受け付ける (メール下さい)。