流体の2次元の流れを考える。速度場を
とする。
で定義される ( とも書く) を発散と呼び、 いたるところ
であるとき、流れは非圧縮であるという。
で定義される を渦度と呼び、いたるところ
であるとき、流れは渦なしであるという。
であるので、 流れが非圧縮ならば .
一価関数である場合、 例えば領域の境界 上で が得られれば、
(in ) (on ) |
であるので、 流れが渦なしならば .
一価関数である場合、領域の境界上の が得られれば、 やはり はLaplace方程式の境界値問題 (どんな?これは各自の練習問題) の解として得られる。
桂田 祐史