(Mac OS X 10.11 がインストールされている Mac に、 FreeFem++ version 3.56-1 をインストールした時の記録を、 http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/labo/text/inst_memo_356/に載せておきました。)
FreeFem++ 本体をインストールするには、 WWW サイト Freefem++ Home Page から、 FreeFem++-3.56-MacOS_10.12.pkg (3.56 はバージョン番号で、これは当然変化します) のようなインストーラーを入手して実行し (Ctrl+クリックして「開く」)、 後は適当に PATH の設定をするだけです。
PATH は以前は /usr/local/bin で良かったですが2、 最近は、 /usr/local/ff++/ の下にファイルを納めるようになったようです、 例えば version 3.56 の場合は、
(猫の目のようにコロコロ変わるので 3、 新しいバージョンをインストールしたら、 /usr/local/ff++ の下を探検してみることを勧めます 4。)
シェルに bash を使っている場合、.profile などにこう書いてPATH設定 |
export PATH=$PATH:/usr/local/ff++/openmpi-2.1/3.56/bin:/usr/local/ff++/openmpi-2.1/bin # ついでに次のようなのはいかが (マニュアルを読む) alias femdoc='open /usr/local/ff++/share/freefem++/freefem++doc.pdf' |
400ページ超のマニュアルの PDF ファイル5、 その中で紹介されているサンプル・プログラム6も得られます。
GUI でプログラムの開発&実行の出来る FreeFem++-cs という IDE (統合開発環境) があって、 以前は私も身の回りの学生に推奨していましたが、 最近ではオリジナルの FreeFem++ だけで十分と考えるようになりました 7。
桂田 祐史