13 PDFを作る    しおりとか

最近は dvi でなく、PDF が実質的に最終的な出力形式となっている。 特に意識しないでもそれが出来ている人が多いと思う。

ずっと以前だと、dvi を作ってから、dvipdfmx を使うとか、説明していた。
dvi から PDF を作るには、私はこんなふうにやっています
dvipdfmx -d 5 -O 2 なんとか.dvi
これで なんとか.pdf が出来る。オプションは趣味の問題です。


TEX で作った目次は、PDFにいわゆる “しおり” として入る。 その際に日本語が文字化けしたりするが、 それを避けるために pxjahyper パッケージを使う。
\usepackage[dvipdfmx]{hyperref}
\usepackage{pxjahyper}% hyperref の後にこれを読み込む
ずっと以前は \AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode EUC-UCS2}} のような呪文を書いたりしたが、 今は pxjahyper を読み込むだけで済む。


hyperref パッケージの説明はサボることにする。私は実際には
\usepackage[dvipdfmx,bookmarks=true,bookmarksnumbered=true,bookmarkstype=toc,%
colorlinks=true,linkcolor=blue,citecolor=blue,filecolor=blue,pagecolor=blue,%
urlcolor=blue]{hyperref}
のように色々オプションを指定している (以前どこかで読んだことを真似しているだけ)。 bookmarksopenlevel= なども指定した方が良いのだろうか。



桂田 祐史