3.3 基本的な LATEX の使い方 (基礎知識として)

実は TEX は、大小様々なソフトの連携プレーであると言える。 TeXShop は色々なソフトを呼び出すことで役目を果たしている。 以下、TeXShop を使わない方法 (TeXLive に含まれるソフトを利用する) を説明する。

  1. mylatex.tex を (テキストエデット, mi, emacs などで) 開いて、 適当な名前に変えて保存してから、 編集 (執筆?) を始める。
    (試すなら、課題X のために、 kadaiX.tex というファイルを作ることを勧める。)
  2. なんとか.tex を dvi ファイルに変換 (コンパイル?) するには、 ターミナルで、
    $ platex なんとか.tex \fbox{Enter}
    とする (下線部を入力する, 以下繰り返さない)。
  3. なんとか.dvi を表示 (プリビュー) するには、 いわゆるプリヴューアーを使う。例えば pxdvi をインストールしてあれば、 ターミナルで
    $ pxdvi なんとか.dvi & \fbox{Enter}
    とする。
  4. 人に渡す場合は、PDF ファイルにするとよい。 なんとか.dvi を PDF ファイルに変換するには、 コマンド・プロンプトで
    $ dvipdfmx なんとか.dvi \fbox{Enter}
    とする。これで なんとか.pdf が出来上がるはず。

(独白: そういえば、2018年度の1年生は、emacs を使っている人が多いんだよね。 YaTeX とか教えてあげると便利なのかなあ… macOS 付属の emacs だと面倒になる可能性が高いか?)

桂田 祐史
2020-09-14