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以下は Kutta (1901) の研究だそうである (一松 [
10
] からの孫引き)。
前提条件
のもとで、パラメーターを
とおくと、次の
Kutta の条件式
をえる。
この一般解も知られていて (自由度
が残る)、 そのうちすべての係数が
で、
である「単調な」公式は、 次の古典的 Runge-Kutta 公式 (Runge の原公式, 本来の Runge-Kutta 公式) しかない。
本来の Runge-Kutta 公式
Kutta のパラメーターで、
すなわち Stetter の行列表現で
スキームで
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Masashi Katsurada
平成23年4月29日