B.3.2 C++ の (とても簡潔な) 紹介

C++ は C 言語を基礎にして作られたプログラミング言語である。

大抵の C プログラムは C++ プログラムでもある
という言葉が示すように、C++ は C 言語を拡張したものと考えることができる。 主な拡張点は、 オブジェクト指向プログラミングB.2を実現しやすくする機能である。

今回は、 C 言語よりも複素数を扱うプログラミングがしやすいという理由から、 C++ を採用した (上のプログラムを C 言語で書くとどうなるかを想像してみよう)。



桂田 祐史