C++ のプログラミングで一番重要なことは、
C++ の規格はかなり速く変化することを納得して使う
だと思っている。
以前作成されたプログラムが使えない (コンパイルできない) ことは全然珍しくない、
以前参考になったはずの資料が役に立たなくなっていることも全然珍しくない、
おかしいと思っても、呪ったりしないで
(「だからC++は嫌いなんだ」とぼやくくらいは仕方がない)、
今はどうするのが普通なんだろう、調べなくっちゃ、
と気持ちを切り替えること。
少し補足説明。
「C++ は C と似ている」というのはある程度本当だけれど、
C の場合は、
2,30年前に書かれたプログラムが現在でも無修正で動くことが珍しくない、
古く書かれた資料(それこそ K&R とか)が今でも役立つことが珍しくない、
のと対照的である。
桂田 祐史