(以下の説明に従い、MacBook Air を使って、 “一応” 録音は出来るのだが、 マイクの品質がイマイチなせいか(?) 出来上がる WAVE ファイルの品質がよろしくないように思える (それともこれは使った Mac が古いせい?)。 スマホを持っている人は、適当なアプリを使って、 スマホで録音する方が良いようだ。 Mac に適当なマイクを接続すれば良いのかもしれないが、 マイクを探すよりスマホを利用する方が多分簡単だよね。)
QuickTime Player で一応録音は出来る。 QuickTime Player は Finder でアプリケーション・フォルダーを探すと見つかる。 [ファイル]メニューから新規オーディオ収録を選択し、 右側にあるボタンで録音品質を選択する。
品質は「高」、「最高」の二つから選択できる (何だそれは)。
AIFC は、 AIFF (Audio Interchange File Format) という 1990年頃に Apple が決めたフォーマットをもとに、 圧縮を取り入れたものである。
AIFF そのものは Linear PCM であり、圧縮はしていない。
「最高」で録音すると、拡張子は .aifc であるが、 どうも 24 ビット Linear PCM, ステレオ、 サンプリング周波数 44.1kHz であるようだ (以下のやり方で 24 ビット WAVE に変換するとファイルのサイズが同じになる -- いい加減な根拠だ…まあ、そのうち調べよう)。 ちなみに Mathematica 9 で Import[] で読もうとしても駄目だった (けっこう Import[] へたれです)。
afconvert という Apple 純正のコマンドライン・ツールで フォーマット変換が出来る。 例えばターミナルで次のようにして「普通の」WAVE ファイルに変換できる。
nantoka.aifc をWAVE 形式のファイル nantoka.wav に変換 |
afconvert -f WAVE -d LEI16 nantoka.aifc nantoka.wav |
LEI16の後に@数値をくっつけて、 サンプリング周波数の指定もできるみたい。 -d LEI16@22050 (22050Hz)
Mathematica 9 では、LEI16 はもちろんだが、LEI24 も読むことが出来た。
その他、afconvert で扱えるフォーマットにどういうのがあるかは、 afconvert -hf で表示される短いヘルプメッセージを見ると良い (というか、長い説明は用意されていない)。
-c 1 とするとモノラルに出来る (チャンネル数を 1 にする)。