そういえば、変なのを作ってあったのだった。 これも含めておこう。
FreeFem++ は、 有限要素法によるプログラムを作成・実行するための PSE (“問題解決環境”) である。 しかし、本来の目的はおいておいて、 FreeFem++ は C++ 風の命令が使えて、グラフも描けるので、 差分法のプログラムを書けないこともない。 そんなことをして嬉しい実際的な理由はほとんどないけれど。 FreeFem++ というのはどういうソフトウェアであるかの説明用に作成した、 冗談プログラムのつもりだったけれど、 実は一度だけ実用になったことがある。
以前有限要素法の授業をしていて、 「差分法と比較してみましょう」と言った時に、 C言語の経験がない学生がいて (学生が持っていたパソコンには、FreeFem++ は入っていたけれど、 C言語の処理系はなかった)、 そのときこのプログラムを使って見せたことがある。
そういえば、FreeFem++ で有限体積法という話って、どうなっているのかな。