A..1 標準入力 cin, 標準出力 cout, 標準エラー出力 cerr

C++のソース・プログラムで次のようにしてあることを仮定する。
#include <iostream> // Cの <stdio.h> に相当するような定番
#include <iomanip>  // setprecision() 等に必要
using namespace std;// こうしないと std::cin, std::cout, std::cerr とする必要

通常は、標準入力は端末のキーボードからの入力、 標準出力は端末 (ターミナル) の画面への文字出力、 標準エラー出力も端末の画面への文字出力、に結びつけられている (入出力のリダイレクトで、指定したファイルに結びつけることもできる)。


とりあえず、 C言語のプログラムの printf() を使う代わりに cout « 式, scanf() を使う代わりに cin » 変数名 を使う、 と覚える。
double a, b;
cout << "Hello, world" << endl; // endl は改行 \n である。
cout << "Please input two numbers: ";
cin >> a >> b;
cout << "a+b=" << a + b << ", a-b=" << a - b << ", a*b=" << a * b
     << ", a/b=" << a / b << endl;



桂田 祐史