3.11.4 prog11-C99.c

C言語の新しい規格である C99 では、 可変長配列 (variable length array) が導入されたので、次のようなプログラムが書ける。


(でも、この機能は C11 ではオプションになったらしく、 C++14では外されたらしい。 それと可変長配列はスタックに確保されるので、 あまり大きなサイズは使えない (手元の Mac でやったら 8 MB くらいが上限だった)。 大きな行列の実現に使うのは良くないだろう。 個人的にはこの機能を使うコードは書かないことにする。)


/*
 * prog11-C99.c --- 可変長配列と任意位置での変数宣言
 *   コンパイルするには、たとえば gcc -o prog11-C99 prog11-C99.c
 */

#include <stdio.h>

/* n 次元のベクトル x, y の内積を計算する */
double inner_product(double *x, double *y, int n)
{
  int i;
  double s;
  s = 0.0;
  for (i = 0; i < n; i++)
    s += x[i] * y[i];
  return s;
}

int main(void)
{
  int i, N;

  printf("二つのベクトルの内積を計算します。\n");
  printf("次元を入力してください: "); scanf("%d", &N);

  double a[N], b[N];

  printf("一つ目のベクトル a の入力\n");
  for (i = 0; i < N; i++) {
    printf(" %d 番目の成分=", i + 1); scanf("%lf", &a[i]);
  }

  printf("二つ目のベクトル b の入力\n");
  for (i = 0; i < N; i++) {
    printf(" %d 番目の成分=", i + 1); scanf("%lf", &b[i]);
  }

  printf("内積=%g\n", inner_product(a, b, N));

  return 0;
}



桂田 祐史