next up previous
: 単にEPSを取り込む場合 : ''epsf.sty''マニュアル : はじめに

$\backslash$specialを使った指定方法

dvi2psは、EPSファイルの場合は\specialで、 epsfileと指定すると自動的に次のコメントを読んで図形を配置します。

%%BoundingBox: $llx$ $lly$ $urx$ $ury$

これはこのファイルが描く図形の外接四角形の左下の座標$(llx, lly)$ 及び右上の座標$(urx, ury)$を情報を示しています。 dvi2psがこの情報を利用することで、 PostScript図形を自由に拡大・縮小して配置することができます。 また、''%%BoundingBox''コメントで指定された領域外は 自動的にクリッピングされます。

ただし、実際に文章中で使用する場合には、 取り込む絵の大きさだけ明示的にTEX の方でスペースをあける必要があります。 指定する単位は1/72インチです。

EPSファイルの型式について、より詳しいことを知りたければ、 [1]および[2]を参考にしてください。





Masashi Katsurada 平成13年3月10日