/* * prog04.c --- 実数の入出力と四則演算 * コンパイルには、たとえば gcc -o prog04 prog04.c */ /* * C 言語で実数を扱うには、浮動小数点数 (floating point numbers) という * 型を用いる。精度、範囲により三種類 float, double, long double がある。 * * 私のおすすめは「実数には double だけ使う」である。 * * scanf() で入力する場合の書式は %lf (他にもあるがこれ一つで十分) を使う。 * * printf() で double データを小数形式で出力するには %f という書式を使う。 * * 入力と出力で書式が %lf, %f と非対称なのは、歴史的経緯でしかたない。 * * int と double の使い分け方 * int で表すことの出来る値は double でも表すことが出来ることが多いが、 * 配列の添字など double は使えない場合もあり、きちんと使い分けるべきである。 * * (1) 整数でない半端な値が出て来る可能性があれば当然 double * (2) 集合の要素数、番号、繰り返しの回数など、本来整数値しか取り得ない * 場合は (普通は) int * (3) 配列の添字は (絶対) int */ #include int main() { double a, b; printf(" 二つの実数を入力して下さい: "); scanf("%lf %lf", &a, &b); printf(" 入力された整数は %f, %f です。\n", a, b); printf(" 和=%f, 差=%f, 積=%f, 商=%f\n", a + b, a - b, a * b, a / b); return 0; }