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捕食者 (predator) と被食者 (prey) の関係にある2種の生物群の増減を
モデル化した、次の方程式を Lotka-Voltarra の方程式と呼ぶ。
は時刻、
が被食者の個体数、
が捕食者の個体数である。
,
,
,
は正の定数である。
とおくとき、ヤコビ行列は
平衡点は
の2点である。
前者は実際にはほとんど無意味である (どちらの生物も存在しない)。
の固有値は
,
であるから、
は鞍点である。
後者について、
で、固有値は
である。
とおくとき、
における解
に対して、
- Vito Volterra,
Variazioni e fluttuazioni del numero d'individui in specie conviventi,
Mem Acad Lincei Roma 2 (1926), pp. 31-113.
http://www.liberliber.it/biblioteca/v/volterra/variazioni_e_fluttuazioni/pdf/volterra_variazioni_e_fluttuazioni.pdf
数理解析研究所講究録 1448巻, 2005年, pp. 151-161 に解説がある。
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桂田 祐史
2015-12-24