2.5 講義する

最初に「あまり神経質になる必要はない」ことを強調しておきます。

ある程度は、人の振りを見て真似、それから慣れ、です。 とりあえず最初のうちは、 他の授業で先生がやっているように説明すればよいでしょう。 後は段々と自分なりに工夫していって下さい。

はっきりとした声で、語尾もきちんと話すこと。 黒板では「$ \sqrt{2}$ は無理数」であっても、 話すときは「$ \sqrt{2}$ は無理数である(です)」。

次のことには注意が必要です。 書いた式は単に \fbox{$a=b$} であっても、 意味は「$ a=b$ とおくと」かもしれませんし、「$ a=b$ である」かもしれません。 どちらであるか、聴いている人が区別できるように話して下さい。



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桂田 祐史
2018-07-01