E..2 特徴

glscwin にはオリジナルの GLSC にはない利点が色々あります。

(1)
画像を EMF (Enhanced Meta File) 形式で出力可能。
(Windows で表示が出来、動画を連番ファイルで出力しておくと、 紙芝居というか簡易アニメーションが出来る -- 何を言っているのか 分からないかも。百聞は一見に如かずなのだが…)
(2)
マウスのイベントを扱える。
(3)
使える色が多い (いわゆるフルカラー)
例えば g_density_plot_color() という、 2変数関数のレベルを色で塗り分ける関数があって便利です。

図 1: $\sin \pi x\sin\pi y$g_density_plot_color() で見る
\includegraphics[width=10cm]{DENSITY000.eps}

明治大学数学科の 6701 号室の Windows パソコンには、 glsc_ver0.82.lzh をインストールしてあります。 コンパイルには、 /usr/local/?/cglscs, /usr/local/?/cglscd というスクリプトを使うと良いでしょう。

glscd
#!/bin/sh

GLSCDIR=/usr/local/glscwin-ver0.82
KANJI="-finput-charset=cp932 -fexec-charset=cp932"
#CFLAGS="-W -Wall -O -DG_DOUBLE -I$GLSCDIR/include"
CFLAGS="-O -DG_DOUBLE -I$GLSCDIR/include"
LDFLAGS="-L$GLSCDIR/lib -lglscd -luser32 -lgdi32 -lwinmm -lcomdlg32 -lcomctl32 -lm"

prog=`basename $1 .c`

gcc $KANJI $CFLAGS -o $prog "$@" $LDFLAGS



桂田 祐史