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テキストを読んですぐに分からなかったことを、理解するように努力します。
- 他の本・資料を読む。
場合によっては、数学科資料室 (6607号室)、図書館に本を探しに行くことも。
最近はインターネット上にも多くの参考資料がありますが、率直に言って、
玉石混淆です。特に実力のないうちは、どれがまともな説明なのか、
選ぶのが難しいと思います。
この機会に信頼できる本を知って、慣れておくことを勧めます。
微分積分学や関数論などについては、定番をあげておくと、
杉浦光夫, 解析入門I, II, 東京大学出版会
という本があります
(この本をチェックしないで「見つかりませんでした」は通りません)。
習ったはずの解析の知識で、この本で読めないものに、
常微分方程式論、Fourier 解析がありますが、
前者については森本先生の講義ノートで大抵の場合は十分です。
後者については1、例えば
藤田宏, 吉田耕作, 現代解析入門, 岩波書店
(入手しづらいが、資料室にはある)
をあげておきます (これには常微分方程式の解説もあります)。
なお、どの資料を見たか分かるように、
著者名、タイトルは必ずメモしておくこと。
- 友人・先輩・教員に質問・相談する。
重要:
この段階があるため、輪講の当番の準備は一夜漬けにはできません。
ただし SNS の使い方に慣れていれば、前日に何とかなるかも??
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Masashi Katsurada
平成21年10月5日