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2 卒研用ノートパソコンへのインストール作業
自分が使うユーザー・アカウント (管理者権限) でログオンする。
(USBメモリをパソコンに差す。)
USBメモリ内の
cygwin200905-1
,
cygwin200905-2
という名前のフォルダを、
C:¥
にコピーする
3
。
(USBメモリをパソコンから外す。 -- USBメモリを表示しているウィンドウをすべて閉じる。 タスクバーの「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンをクリックして、 「USB大容量記憶装置」を停止して、'USB大容量記憶装置は安全に取り外せます' という表示が出たことを確認してから、USBメモリを引き抜く。)
(これは後でやれば良い) 桂田研の学生のパソコンには、 既に
c:¥cygwin2009
がコピーしてあるが、 これは削除して良い。
環境変数
CYGWIN
の値を
nontsec
にする (``NO NT SECurity'' ということらしい)。 そのためには、コントロールパネルの 「パフォーマンスとメンテナンス」で「システム」 「詳細設定」「環境変数」 [新規]ボタンを押して、 「新しいユーザー変数」で「変数名を
CYGWIN
, 変数値を
nontsec
とする。
c:¥cygwin2009
にある
setup.exe
を実行する。
``Cygwin Net Release Setup Program'' には、[次へ(N)]
``Choose A Download Source'' に対して、今回は、
c:¥cygwin20090501
以下に保存してあるファイルを利用して インストールするので、 ``Install from Local Directory'' にチェックを入れて、 [次へ(N)]
``Select Root Install Directory'' に対して、
C:¥cygwin
のままで [次へ(N)]
``Select Local Package Directory'' に対して、
C:¥cygwin200905-01
のままで [次へ(N)]
``Progress'' に対してはしばらく待って (どれくらい待つかケースバイケース)、
(ここは落ち着いて作業!!) ``Cygwin Setup'' に対して、 ``All'' の右横の回転丸マークを一度だけクリックして、 ``Default'' を ``Install'' にする (1分以上変らないこともあるが、あせって複数回クリックしないように)。
画面をよく確めてから、[次へ(N)] をクリックする。 以下しばらくはコンピューターに触れずにインストール作業が進行するのを チェックする (15〜20分程度?)。 (i) ``Checking MD5'' (ダウンロードしたファイルの確認)、 (ii) ``Installing'' (パッケージを展開してコピー)、 (iii) ``Running'' (設定のためのスクリプトを走らせる) という 3つの段階を踏む。
[完了]
デスクトップに出来た [Cygwin] アイコンをクリックする。 bash というプログラムが起動するので、 キーボードから次のようにコマンドをタイプする (次の
$
はプロンプトであって、タイプするものではない)。
$ cd /cygdrive/c/cygwin200905-2 $ cd for-cygwin2009 $ ./all.sh
これはオリジナルの Cygwin のサイトにないソフト (日本語関係のものなど) をインストールしている。1分程度で終るはず。
続いて、推奨の設定ファイルをコピーする。
$ cd dot-files $ cp -pr . ~
(カレントディレクトリィ
.
をホームディレクトリィ
~
にコピーする、ということ。)
これで設定は終了。bash は一度閉じよう。
$ exit
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Masashi Katsurada
平成22年6月22日