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5 Zバッファ (1)

うすらぼんやりと次のように理解しています。

3次元空間内の図形 $ \Omega$ を、 2次元平面にピクセルを (長方形の形に) 並べたの $ D$ に「描く」のが目的である。 $ \Omega$ の各点を $ D$ のどこに写すかを指定する写像 $ \varphi\colon
\Omega\to D$ を用意する (透視変換と呼ぶ)。 この $ \varphi$ は一対一でないため、 本来「見える」はずのところを「見えない」はずのところで上書き描画して、 見えなくなってしまうことを防ぐ必要がある。 $ p\in D$ に対して、 $ \varphi^{-1}\{p\}$$ 2$ 個以上の点を含むとき、 $ p$ にどの $ x\in\varphi^{-1}\left(\{p\}\right)$ の像を描くのか、 正しく決める必要がある。 そのために $ D$ 内の各点にメモリーを持たせて、 $ p\in D$ に対して、 $ \varphi(x)=p$ となる $ x\in\Omega$ が見つかったとき、 ...


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Masashi Katsurada
平成20年2月11日