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6.3 Solaris にログイン

Samba というソフトウェアを使って、Windows XP と Solaris でファイルの共 有をしています。Solaris でのホームディレクトリィは、 Windows XP からは Z: ドライブとして見えます。

有名なターミナル・ソフトウェアである TeraTerm を利用することもできるが、 X Window System の kterm から ssh を使って oyabun に リモート・ログインすることを勧める1
ASHIGARU02% slogin -X oyabun
(一番最初に実行するときは、oyabun というホストを登録するかと尋ねられる ので、``yes'' と答えておく。)

パスフレーズを決めてキーを登録し、 それを ssh-add コマンドでメモリーに常駐させると便利である。

ssh のキーを作って登録 (一度やればOK)
  1. Windows XP 環境でパスフレーズを入力し、キーを生成する。 ssh-keygen -t rsa1 で RSA1 の鍵を、 ssh-keygen -t rsa で RSA2 の鍵を、 ssh-keygen -t dsa で DSA の鍵を作る。 特に理由がないかぎりキーを保存するファイルはデフォールトのままで構わない。 パスフレーズはかなり長い文字列が指定可能である2
  2. identity.pub (RSA1 の公開鍵) の内容 (1行のテキスト) を oyabun の ~/.ssh/authorized_keys に登録する。
  3. id_dsa.pub (DSA の公開鍵), id_rsa.pub (RSA の公開鍵) の 内容を oyabun の ~/.ssh/authorized_keys2 に登録する。

キーを常駐させる (X を起動させるごとに 1 回)
ASHIGARU* の X Window System の kterm から ssh-add コマンドを実行し、 指示に従ってパスフレーズを入力する。

注: sx コマンドで X Window System を起動すると、 実は ssh-agent から startx が実行されているので、 一度 ssh-add コマンドにパスフレーズを伝えれば 以後は X Window System を終了するまでパスフレーズはタイプする必要はなくなる。




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Masashi Katsurada
平成18年7月3日