入試週間に入ると、まとまった時間相手できませんから、それまでに作業方 針をはっきりさせたいですね (来週火曜までは TeX よりも中身の方がんばっ てください)。本当はメイルで相談出来るようになると良いのだけれど、どう も携帯世代は苦手みたい。
伊藤君: 金曜日来るということでその時に。等高線については、GLSC のソー ス・プログラム (C で書かれている) を見てみましたが、理解できるかもしれ ません。
岡田君: バグがあっても、とにかく陽解法の場合の行列の固有値が計算できる ようにする。そこまで出来れば、入試週間中に半陰、ADI にも手が伸ばせるで しょう。それから原点での値の更新は現在すべて陽的にやっていますが、これ を陰的にできるか、という疑問があります。円柱はどうしましょうね。
小林君: 偏微分方程式もあるわけですが、常微分方程式にきちんとカタをつけ るので十分という考えになっています。もう少しがんばれば、現象を分かりや すく見せることができるでしょう (もう出来たのかな?)。信頼できる計算 (x<0 の範囲に飛び抜けない) の実現をしたいですね。それから x≒0 でのベ クトル場の様子をうまく図で説明したい。それから、今作成中のプログラムは、 似たような力学系の解析への応用に役立ちそうなので、プログラムを分かりや すいきれいなものに直すと良いと思います (君達の後輩に自信をもって勧めら れるプログラムにしよう)。
中西君: この問題は奥が深い (多分、後輩に後を継いでもらうことになるでしょ う) ですが、何とか良い成果をあげたいですね。楕円についても、まずは陽解 法でよいから、差分スキームを考えてみましょうか。次回会ったときにこちら もアイディアを出しますが、自分で考えてみて下さい。それから、円盤や楕円 領域での解の表示をどうするかという問題もあります。MitsuiWorld では、長 方形領域上定義された関数の鳥瞰図のみサポートされているわけで、出来れば 円盤、楕円領域上の関数を描けるようにしたいですね。Zバッファー・アルゴ リズムを理解して、それでプログラムが作れると最高だと思いますが、これは ちょっと大変かな。
南木君: 非同次 Neumann 境界条件を扱うプログラムの目鼻がつくとよいです。 自分で適当に検証用の問題作れますか?
吉原君: J_n(i z) わかりました?(会って話しているのなら、ニヤミヤしてい るところ。僕は分かりました。) どうやら厳密解はかたがつきそうですね。数 値実験用の例題を用意して下さい。君も何かプログラム書きますか?円柱のプ ログラム?それとも (変形) Bessel 関数の計算でもやってみますか?