29 AI について考える (1)

AI について時々というか、しばしばというか、 もしかするとしょっちゅう考えている。 自分自身についても、学生についても、 利用することが普通に近しいものになっているから。

いつか、頭の整理のため、自分の考えをまとめて書いておこうと思ったのだけれど、 どうもまとまりそうもない。 そこで気軽に考えることにして、 とにかく思いついたことを書きとめておこう、 と考えた。それで見出しに (1) とつけてある。


おかげさまで便利に使っている、ということは色々ある。


それで問題は、自分の専門について仕事するときに、 どのようにつきあうか、ということだと思う。

最初は五里霧中だったが、今は

学問をするのは自分、AIには手助けをしてもらう
と考えてとりあえず納得している。 今後変化するだろうが、それは使ってみての経験からそうなるのだろう。


AI は間違えるけれど、それは人間だってそうで、 質問する相手は別に神様である必要はない。


(某月某日記す) 以下は、本当は AI と関係ないのかもしれない。 もしかしたら、ということで書いておく。 真面目そう (ゼミの発表準備状況は悪くない) な学生だが、 プログラミングが全然身についていない人に遭遇した。 本に載っていたプログラムをそのまま動かしただけで、何も手を入れない。 「真面目そう」と書いたのは、 発表準備がきちんとしていて、 そのプログラムでたくさん実験をしていたからで、 多分本当に真面目なのだと思われる。でも、ほとんど自力でコードを書けない。 ちょっと珍しいレベルだ。 これはどうしたことなのだろう (AIのせいで自力で書けなくても何とかなっていたのかな?)。 しばらく “背後霊モード” になって対応した (昔は、端末に張り付いている人の背後に立って、 色々口出しをしていた。今は視力がないので多分全く同じことはできないな。)。 そこだけ見ると、ん十年前を思い出す。

プログラムがどういう処理をしているか、print() できるだけで相当ちがうのでは? と感じた。

そういえば、簡単な数値の計算 ($ 2$$ 71$ 乗って、10進法で何桁くらい?) をさせようとしたら、 スマホでネットアクセスしようとしていた。少し驚いたけれど、 まあ、そうするのも理解できなくはない。 でも、コンピューターを使って出来るようになってもらいたいので、 やり方を教えないと。
>>> 2**71
2361183241434822606848
>>> 2**71*1.0
2.3611832414348226e+21

*1.0 はとっさの苦し紛れだけど、 float(2**71) とかするのかしら。



桂田 祐史