23 macOS Tahoe 26 がやってきた

(しばらく工事中)

次の macOS は Tahoe (なんか聞き覚えがあるな) というのは知っていた。 新しく Mac を買うと、インストールされているらしいけれど、 普段使っている Mac のアップグレードの選択肢にはなっていなかった。

その前が Sequoia で、macOS 15 というものだったから、 今度は macOS 16 ということになると思っていたけれど、 番号づけを西暦 (来年が2026年) の下2桁の 26 にしたとか。 本当なのかな。あまり追求する気もないけれど、何かおかしな気がする。


Tahoe を「タホ」と書いているけれど、湖の名前だとすると「タホ湖」と書くけれど、 発音は \fbox{\textipa{[t\'A:hou]}} だから「ターホゥ」かなあ。 (見覚えがあったのは何でか思い出せず、 気持ちが悪かったのでChatGPT に尋ねてみたら、 4.3BSD-Tahoe という懐かしい単語が出て来た。そうでした。)


昨晩、手持ちの Mac でアップグレード可能になっていることに気づいた。 こういうタイミングでは手を出さないのが吉と (Xcode のアップグレードも来ていたけれど、 すぐアップグレードすると何か起こりそうだ)、 経験上考えるようになっているのだけど、 1台くらいやってみるか (懲りてない)。

研究室 Mac にしようかと思ったけれど、 手近にないとトラブル時に面倒と考え直して、 自宅にある、あまり使ってない Intel Mac を選ぶことにした (何でも Intel Mac 向けにはこれが最後の macOS だそうですね)。 … ごくスムーズにアップグレード完了。少し見栄えが変わった (Preview のアイコンが変わってちょっと戸惑うけど慣れるかなあ)。


Xcode も Version 26.0 になって、Command Line Tools は
% ls -ltr /Library/Developer/CommandLineTools/SDKs
total 0
drwxr-xr-x  7 root  wheel  224  8月 15 09:56 MacOSX15.5.sdk/
drwxr-xr-x  7 root  wheel  224  9月  4 09:36 MacOSX26.0.sdk/
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   14  9月 22 14:11 MacOSX26.sdk@ -> MacOSX26.0.sdk
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   14  9月 22 14:11 MacOSX15.sdk@ -> MacOSX15.5.sdk
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   14  9月 22 14:12 MacOSX.sdk@ -> MacOSX26.0.sdk
こっちの番号も 26.0 になったのか。 $ 26.0>15.5$ だから、こういう番号づけも可能なのか。


今のところトラブルは特に発生していない (少し拍子抜け)。

ネット上には、Launchpad が消えたとか、色々書いている人がいるけれど、 今のところ私の使い方では困ったことは起きていない。


気になる MacPorts は、Tahoe 向け既に用意されているが、 特に更新を強制されていない?
% port -v
Error: Current platform "darwin 25" does not match expected platform "darwin 24"
Error: Please run 'sudo port migrate' or follow the migration instructions: https://trac.macports.org/wiki/Migration
OS platform mismatch
    while executing
"mportinit ui_options global_options global_variations"
Error: /opt/local/bin/port: Failed to initialize MacPorts, OS platform mismatch
%
あ、強制じゃないけど、migrate しろと。 (darwin 25 って何だろう??26.0 に近いので混乱しそうだなあ。)
% sudo port migrate
Migration will first upgrade MacPorts and then reinstall all installed ports. Would you like to continue? [Y/n]:
時間かかるけれど、基本「お任せ」なので楽だ (migrate は快適)。 …延々とやっている。コンパイラーもちゃんと動いているみたいだ。


あ、13-inchi 2019 MacBook Pro (Intel)、アップグレード対象外になったんだ。 この Mac は Sequoia 15.7 で終了か。まだ使うけどね。

上に書いたのは、13-inchi 2020 MacBook Pro (Intel) でした。 こっちの方が性能低いんだけど (ぶつぶつ)。

あ、Xcode 26.0.1 というのが出た。 26.0 をインストールしたばかりのMacでアップデートを勧められている。 何があったんだろう(笑)。やはり急がないのが吉なのかな。

上の1台で、しばらくは見送りとしておくか。


2025/9/25追記     その後、面倒なことはほとんど起こらず。 Apple Silicon Mac もアップグレードし始める。 やってみて痛感したのは、MacPorts の migrate が Intel Mac でとても遅い (なぜだろう。ビルドが多いということかな? それはもっともな気がする。)。 まあ、アップグレードできる Intel Mac がほとんどないけれど。

大したことはない文句としては、どうもキーの反応が鈍い。 リピート速度は一番速くしていて、リピート入力認識も短めにしているけれど、 モタモタした感じがする。

壁紙というのかな、Tahoe 湖の写真なのか?きれいですね。



桂田 祐史